東急不動産・東急リゾーツ&ステイの関連リゾート施設で「蒸車」体験を実施

 “バスをリブランディングする”をミッションに、令和時代の新たなバス事業を提案する株式会社リバース(大阪府、代表取締役:松原安理佐、以下「リバース」)は、このたび「サバス」2号車(以下、「サバス 2 号」といいます)の完成に伴い、東急不動産株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下「東急不動産」)及び東急リゾーツ&ステイ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:粟辻󠄀 稔泰、以下「東急リゾーツ&ステイ」)の関連リゾート施設で運行をスタートさせることをお知らせいたします。

本格サウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス」2 号車 運行開始

サバスについて

 今回新たに運行を開始するサバス2号は、東急バス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:古川 卓、以下東急バス)で長年運行していた路線バスを「サバス」に改造しました。

 サバス2号のサウナ室は、利用シーンの異なる2つのサウナスペースを用意しています。長年路線バスとして街中を走ってきた雰囲気は残しながら、サバス1号とも異なるサウナ体験ができる空間を目指しました。

メインとなるサウナ室はバスの「サロン席」をモチーフにしました。コの字型の座席配置により利用者が会話をしながら窓からの景色を楽しむことができ、中央のテーブルではサウナ室に使用した木材の端材で作られた積み木ゲームで遊ぶことも可能なユニークな空間となっています。もちろん、正面の車窓から見える景色を楽しむこともでき、気分によって多様な使い方をしていただけます。

もう一つのサウナ室は、定員 2 名程度のゆったり個室感覚で入れる「優先席」サウナとなっています。1 人利用時には寝転がることもでき、イベント時にはウィスキングをすることも可能な設計となっています。

本格サウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス」2 号車 運行開始

本格サウナ体験ができる移動型サウナバス「サバス」2 号車 運行開始

サバス 2 号と東急不動産・東急リゾーツ&ステイの連携について

 東急不動産および東急リゾーツ&ステイは、サウナをバスにリノベーションするという取組の斬新性およびバス車両のアップサイクルを通じた環境貢献に共感し、2023 年 10 月には同社が運営するハンターマウンテンキャンピングパークでサバス 1 号車の「蒸車」会を試験的に実施いたしました。今回、サバス 2 号の運行スタートを機にリバース・東急不動産・東急リゾーツ&ステイの 3 社連携を強化することとなり、その一環として、東急不動産および東急リゾーツ&ステイが運営するたんばらラベンダーパークでのお披露目会を皮切りに、同社が運営するその他リゾート施設にて「蒸車」キャラバンを行う予定です。

 また、サバス 2 号のサウナ室を温めるために用いる薪として、東急不動産および東急リゾーツ&ステイが運営する東急リゾートタウン蓼科(以下「タウン」)内で生産された間伐材を一部利用していくことを予定しています。薪の燃焼によって発生するCO2と樹木の成長過程で吸収したCO2とオフセットすることで、カーボンニュートラルな運用を実現します。なお、当タウンにおける間伐の取組みは、森林全体の脱炭素効果を高めるとともに、生物多様性の創出にも貢献しており、当タウンにおけるJ-クレジット制度認証や自然共生サイト認定の取得にも寄与しております。サバス 2 号車におけるこれらの取り組みを通じ、循環型社会の実現に貢献してまいります。