地域と密着した活動を体験できるという「旅のようなボランティア」参加者を、村おこしNPO法人ECOFFが募っています。
2024年7月末から9月にかけて実施するといい、活動地域は北海道から沖縄まで20カ所以上の離島や農山漁村。日程はコースによって異なり、6泊7日から最大11泊12日となっているそうです。
村おこしボランティアとは?
NPO法人ECOFFが主催するボランティア活動プログラム、村おこしボランティア。関係人口を増やして、地方創生を実現するために、全国から集まった同世代の若者達が「その時その場所で必要としているボランティア活動」を行うといいます。
舞台は、旅行では訪れにくい離島や農村。現地の状況を尊重するために事前にスケジュールを決めないといい、参加者は偶発的な出来事を通じて本当にその地域で暮らしているかのような経験ができるそうです。
2011年に始動して以来、3,500人以上が参加したというこのプログラム。ボランティア活動終了後や大学卒業後に移住したという参加者がいるそうです。
高校生でも参加できるものや、年齢上限が設けられていないコースも開催されています。
空き家ビジネスや島おこしをめぐるアイデア創出
種子島コースでの活動の様子
農業・漁業・林業といった1次産業だけでなく、島おこしアイデアを創出するコース(さつま竹島/鹿児島県)や、リバーガイド(四万十川・リバーガイド/高知県)、空き家ビジネス(長生郡/千葉県)などさまざまなコースが用意されています。
同法人のWebサイトのコース紹介ページでは、冬季に実施するコースも含めた詳細を公開。どんなコースに参加するべきか迷う場合には、5つの質問に回答するとその人にあったコースが提案されるというサポートもあります。
焼尻島コースでの活動の様子
それぞれのコースで、定員数や期間、応募状況、さらに対象となる年齢層や、LGBT/ハンディキャップフレンドリーなどがくわしく公開中(コース一覧はこちらから)。締め切りは、定員に達した場合と、各日程開始の1週間前に設定されています。
<参照>
【夏休み】地方創生の最前線を体験したい大学生へ。9泊10日の離島・農山漁村住み込み型ボランティア、参加者募集開始!