7月頭、UFO研究者たちが『墜落したエイリアンの機体の破片』かもしれないという謎の物体を公開して注目を集めている。

 7月6日に開催された海外の民間UFO調査団体である相互UFOネットワーク(MUFON)の年次シンポジウムにて、この興味深い物体が公開されたと報告されている。 MUFONの国際調査ディレクターであるボブ・スピアリングは、異星人と接触していると主張するアルカディというロシア人コンタクティが、この資料を研究者の手に渡したと説明。

 アルカディ氏によれば、異星人は超常現象の世界で『アポーション(アポーツ)』と呼ばれる能力を発揮し、空中からこの物体を出現させたという。

 アルカディ氏はその後、その奇妙な物体を地元であるロシアの研究所に持ち込んだ。しかし、その研究所が特定できたのは物体のわずか10%で、残りは全く謎の物質で出来ているという回答を出した。

この結果は、問題の物体が今まで発見されていない元素や合金で出来ているのではない限り、金属ではないことを示唆している内容だという。 ちなみにアルカディ氏は、彼にこの物体を提供した異星人が「それらは墜落したUFOの破片である」と言ったと証言している。

 MUFONは当然のことながら、破片の実物を入手しようとしたが、ロシアからアメリカへ向かう途中でかなりの部分が盗まれてしまったそうだ。しかしMUFONが手に入れることができた僅かなサンプルは、ロシアで行われたものと同様のテストにかけられた。そして、物体の分析結果も一致したという。

 破片を手に取って調べたスピアリング氏は問題の物体について「とても軽い素材だ。 ほとんど多孔質に見えます」と述べており、おそらく断熱目的で設計された「ある種の複合材」ではないかと推測している。

 ちなみに UFO史を紐解くと、宇宙から飛来したとされる物体が、後に地球上のものであることが判明した例が数多くある。 今回の「エイリアンから渡された謎の物質」の正体は何なのか、皆さんも考えてみてほしい。

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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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