渋谷駅直結の複合施設「SHIBUYA SAKURA STAGE」(以下、渋谷サクラステージ)の商業エリアに、新たに37店舗が7月25日(木)にオープンします。

開業にともなう「まちびらき」に先駆けて、同18日(木)にはメディア向けに記者発表会が開催されました。渋谷サクラステージが提供する価値や魅力、各エリアの説明とあわせて、各店舗の内覧会も実施されました。

本記事では、渋谷エリア最大級の「TSUTAYA BOOKSTORE」と、併設する「SHARE LOUNGE」について一足先に紹介します。

新たなつながりの場「サクヨン」が登場

渋谷サクラステージは、39階建ての「SHIBUYAタワー」、17階建ての「セントラルビル」がある「SHIBUYAサイド」と、30階建ての「SAKURAタワー」、5階建ての「SAKURAテラス」がある「SAKURAサイド」の2街区で構成されます。

開業する37店舗は、SHIBUYAサイドの商業エリアにあたる地下2階から地上5階に出店。

なかでも、4階は「サクヨン」と名付けられ、「カルチャーとフードが交わることで新たなつながりが生まれる場」を目指す店舗が並ぶといいます。

約16万冊の在庫を有する「TSUTAYA BOOKSTORE」

サクヨンにオープンする「TSUTAYA BOOKSTORE」は、約16万冊の在庫を有する、渋谷エリア最大級の書店となります。

「SHIBUYAの今とこれからを過ごす全ての人々の生き方が広がる場」をコンセプトに、渋谷を訪れるクリエイティブワーカーと、渋谷周辺に住む人をメインターゲットとして定めているといいます。

店内には、ワーカー向けの「ビジネス」ジャンルをはじめ、キャリア・スキルアップのための実用書や「人文」「芸術」、また10~20代に向けてコミックなど、幅広いラインアップがそろっています。

同店の店長を務める野口和仁氏は、「最高の品ぞろえ、最高の接客でコンセプトの実現を目指していきたいです」とオープンに先駆けて目標を語りました。

渋谷4店舗目の「SHARE LOUNGE」

「TSUTAYA BOOKSTORE」に併設して同日オープンするのは、渋谷で4店舗目となる「SHARE LOUNGE」です。ラウンジの居心地と本によるアイデアの提案、オフィスの機能性を兼ね備えた場として誰でも気軽に利用できることが特徴のひとつ。

同店では、全180席、会議室3部屋、1人用の個室5部屋を備えており、最短60分から利用可能。高速Wi-Fi完備で、ワークスペースとしてはもちろん、BOOKライブラリーの書籍や雑誌を読んだり、カフェを利用したりして楽しむこともできます。

「SHARE LOUNGE」の最大の特徴であるフリードリンク・スナックも充実の品ぞろえ。

内覧会では、ナッツやドライフルーツ、パスタスナックのほか、ソフトドリンク各種からスターバックスのコーヒー、ビール・ワインなどのアルコール飲料まで、多彩なラインアップを自由に楽しむことができました。

さらに、同フロアにある飲食店10店舗の食事を「SHARE LOUNGE」の席からモバイルオーダーできます。オーダー品のピックアップは利用者自身で行う必要があるので、その点は注意が必要です。

また、CCCアートラボが企画・展開する「re-search」も併設しています。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)と東急不動産株式会社(以下、東急不動産)の「まちづくり協定」の一環としてアートの社会実装を試みる場で、アーティストとアートファンの「共創の輪」を広げることを目的に、次世代アーティスト関連のグッズを展示販売。

松下徹氏、新美太基氏、Meta Flower氏による絵画・楽曲・彫刻作品は、8月25日(日)まで展示されるとのことです。


画像はMeta Flower氏の衝撃波彫刻