「どうせ学校をサボりたいだけ」と決めつけられた10代の人物が、病院に行けず…。診断がついたときにはステージ3の悪性腫瘍になっていた。

■突然知った病名

海外で暮らすAさん(16)が少し前に病院で検査を受け、「肉腫(サルコーマ)ができています」「ステージ3です」と医師に告げられた。

2021年から痛みがあったため母親には相談していたが、「どうせ学校をサボりたいだけよね」と言われ、病院に行きそびれていた。ようやく連れて行ってもらえたのは、吐血が始まったあとのことだったそうだ。

Aさんは「こんな体になるまで病気に気づけなかったのは、母親のせい」という思いを抱えており、現時点では治療を拒否したいと考えている。