■「天才の発想」と大反響

シンプル且つ破壊力抜群なアイデアの詰まったツイートは、投稿から数日で8,000件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。

愛車に貼られた謎のマツケン、いたずらかと思いきや… 思わぬ正体が「最高すぎる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

他のツイッターユーザーからは「センスの塊かよ」「マツケンサンバーは面白すぎる」「これ思いついたの天才だろ」などなど、称賛の声が相次いでいる。

話題の「マツケンSAMBAR」の詳細についてツイート投稿主・しゅんらいどさんに尋ねたところ、こちらの車両は「H4年式の古い丸目サンバートラック」であることが判明。「ツイートが話題となったのはもちろん、皆さんがサンバーのことをご存知で、二重に嬉しいです!」とのコメントが、なんとも言えない微笑ましい限りである。

続いてはサンバーの詳細について「株式会社SUBARU」(以下、スバル)に、詳しい話を聞いてみることに。

■「驚きの性能」に感動…

愛車に貼られた謎のマツケン、いたずらかと思いきや… 思わぬ正体が「最高すぎる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

サンバーの歴史は古く、初代サンバーが発売開始となったのは、1961年(昭和36年)のこと。こちらは「クチビルサンバー」の呼び名で親しまれていたそう。

愛車に貼られた謎のマツケン、いたずらかと思いきや… 思わぬ正体が「最高すぎる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

66年(昭和41年)には内外装を一新して居住性をリファインした2代目サンバー、通称「ニューサンバー」が登場。その後も73年(昭和48年)の3代目(通称「剛力サンバー」)、82年(昭和57年)の4代目「サンバートライ」など、多くのユーザーに愛されるモデルを輩出してきたのだ。

愛車に貼られた謎のマツケン、いたずらかと思いきや… 思わぬ正体が「最高すぎる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

90年代に突入してからも様々なモデルが登場したが、2012年には「自社販売終了」がアナウンスされ、自社製造としてのサンバーは50年の歴史に幕を閉じることとなった。

そんなサンバーの魅力について、スバル担当者は「スバル360の基本構造を利用し、サスペンションが四輪独立懸架(タイヤが左右独立して上下に動く)のため、乗り心地と操縦安定性が良く、振動が少ないため積荷にも優しいです」「また低床設計のため、荷物の積み下ろしがしやすい構造となっています」と力説。

愛車に貼られた謎のマツケン、いたずらかと思いきや… 思わぬ正体が「最高すぎる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

さらに「3代目から設計された『軽トラ初の4駆』として、優れた悪路走破性と登坂性能を発揮します。積雪地・山間地での業務用や、農地・畦道での農作業用の車両として活躍します」「力強い走りも魅力で、車体後方にエンジンを搭載した4駆のため、荷物を乗せるほど後輪荷重が増し、トラクション性能が高まります」と、あまりに奥深い機能性についても語ってくれたのだ。

今回話題となった「マツケンSAMBAR」を見たスバル担当者は、「長く、大切にご愛用頂いているいることが分かる投稿であり、大変嬉しく思います」と、粋なコメントを発している。

トラックとして大切に使用されているだけでなく、マツケンステッカーで「おめかし」してもらったことで、しゅんらいどさんのトラックも喜んでいるのではないだろうか。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

提供元・Sirabee

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