■「ダンスの理由」に思わず納得?
調査の結果、人感センサーを反応させるために「個室トイレ内で踊った経験がある」と回答した人は、全体の13.7%と判明。そう、彼らは決して「体がグルーブを求めている」といった理由でなく、闇に包まれたトイレ界に光を取り戻すために舞う勇敢なダンサーなのだ。
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もちろん、人感センサーを反応させるだけならば「立ち上がる」「腕をあげる」といった挙動だけでも十分なはずだが、そこを突っ込むのは野暮である。
なお性年代別の回答結果を見ると、こうした傾向が最も強いのは10〜20代男性で、26.1%が「経験あり」と回答。同年代における女性の経験者は14.3%と、対照的な結果となった。
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しかし、30代になると女性のほうが「経験あり」の回答割合が大きくなっており、なかなかに興味深い。
■トイレに「風刺漫画」が貼られたことも
4月、ツイッターにて「個室トイレに貼られた4コマ漫画」に関する投稿が話題となったことが。
こちらの漫画はまさに「人感センサーを反応させるために踊り出す男性」を描いたもので、同ツイートには「自分もやったことがある」という共感の声が多数寄せられ、5,000件近くのRTを記録していたのだ。
日本神話でも、世の中に光を取り戻すため、太陽の神・天照大神が隠れた天岩戸(あまのいわと)の前で舞を行なう描写が登場する。我われ日本人にとって「明かりを求めて踊る」というのは、いわば「太古からの伝統芸能」なのかもしれない。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年6月2日~2023年6月5日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)
提供元・Sirabee
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