■「見習わなきゃ…」とネット民驚愕

「おばあちゃんの知恵袋」と聞くと「迷信」じみた内容や、「民間療法」のような情報を連想する人は少なくないはず。いずれも「科学的根拠に乏しい」という共通点があるが、そうした要素を物ともしない「温かさ」や「人情味」こそ、おばあちゃんの知恵袋の魅力である。

そういった先入観もあってか、デジタルネイティブ世代にも引けを取らないおばあちゃんの「NFT」に関する理解度の高さは、見た者に大きな衝撃を与えているのだ。前出のポストは、投稿からわずか数日で1万件以上ものリポストを記録するほど話題に。

おばあちゃんの知恵袋、飛び込んできた3文字に目を疑う 「博識すぎるだろ」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

他のXユーザーからは「これもう、コンピューターおばあちゃんだろ」「ぽたぽたおばあちゃんも、しっかり知識をアップデートしているんだ。見習わなきゃな…」「古い伝統的なことだけでなく、最先端の知識も網羅してるのか」「おばあちゃん、博識すぎる」など、驚きの声が多数寄せられていた。中には「おばあちゃんのデザインが変わってる!」という指摘も。

果たしておばあちゃんに何が起こっているのか。『ぽたぽた焼』を製造・販売する「亀田製菓株式会社」に取材を敢行したところ、驚きの舞台裏が明らかになったのだ。

■おばあちゃん、あまりに元気すぎる…

1986年(昭和61年)より発売された『ぽたぽた焼』は、今年で誕生から38年目を迎えるロングセラー商品。

おばあちゃんの知恵袋、飛び込んできた3文字に目を疑う 「博識すぎるだろ」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

その特徴と魅力について、亀田製菓の担当者は「甘じょっぱい味付けと、さくさくとしたソフトな食感が特徴で、お子さまから大人まで幅広い世代に愛されてきました」「名前の由来は、ぽたぽたと醤油を塗る様子からとっており、おばあちゃんが作ったおせんべいというコンセプトです」と説明する。

おばあちゃんの知恵袋、飛び込んできた3文字に目を疑う 「博識すぎるだろ」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

現行のおばあちゃんや「ちえ袋」を含むパッケージデザインは今年8月上旬よりリニューアルされたもので、担当者曰く「『ぽたぽた焼』は、時代の変化とともに少しずつリニューアルを重ねてきました。リニューアル回数はパッケージ変更・味の変更を合わせると10回を超えています」とのこと。

おばあちゃんの知恵袋、飛び込んできた3文字に目を疑う 「博識すぎるだろ」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

しかし、おばあちゃんのリニューアルは今回が初。そしてミソなのは、決して「2代目おばあちゃん」ではなく「同じおばあちゃんが新しくなった」という点で、誕生から40年近い年月が経っても、おばあちゃんはまだまだ元気いっぱいの現役なのだ。