■「お礼にプレゼントがしたい」

女性は快諾し、卒業までの3年間にわたって約束を守り続けた。そのため平和な学校生活を送ったが、宿題のこと以外で男子生徒と会話をすることはほとんどなかったという。

やがて卒業を迎え、連絡先を交換することもなくふたりの関係は終わってしまったが、女性は少し前にInstagramでひとりの男性からメッセージを受け取った。そこには「あの頃の宿題のお礼に、車と家をプレゼントしてもいいですか?」と書かれていた。

女性は詐欺かと思い無視したが、再びメッセージをもらい、確認のためテレビ電話をすることに。すると相手の正体は、高校時代にいじめから救ってくれた男子生徒だった。