長いあいだ不妊治療に耐え、同じ悩みを持つ友人と支え合っていた女性。しかしたまたま自然妊娠したことで友情が破綻し、連絡しても無視されるようになってしまった。

「友人だから」と考え追うべきか、それともそっとしておくべきか。女性の心は揺れている。

■何年も続けた不妊治療

海外で暮らす30代の女性はかつて不妊に悩み、何度も体外受精を繰り返していた。そんな中、たまたま親しい友人も同時期に不妊治療を開始。互いを理解し支え合うようになり、女性はとてもありがたく思っていた。

「どちらかが妊娠したら、喜び合いましょう」。友人とそんな約束も交わし妊娠を夢見ていたが、不妊治療はなかなかうまくいかなかった。