ヨンドシーホールディングスは7月11日、2025年2月期の第1四半期決算(3月1日〜5月31日)を発表した。売上高は96億9300万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は5億4200万円(同25.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億2500万円(同4.6%増)だった。

エフ・ディ・シィ・プロダクツグループを主軸にするブランド事業(ジュエリー事業から名称変更)は、ディレクターを増員し、新体制による商品企画をスタートさせているが、売上高は35億1100万円(前年同期比10.2%減)、営業利益は2億4900万円(同34.8%減)と2桁の減収減益だった。5月末までに136店舗を展開している。

アパレル事業は、新たに4店舗を出店し、5月末までに103店舗を展開している。リーズナブルな価格帯の商品を展開する「パレット(Palette)」を運営するアージュが、出店効果もあり売上高の拡大に貢献した。アパレル事業の売上高は61億8200万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は4億600万円(同9.9%減)だった。

ヨンドシーホールディングスの2025年2月期の連結業績予想は、売上高は410億円(前年同期比3.9%増)、営業利益は23億5000万円(同12.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億6000万円(同23.0%増)としている。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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