AI(人工知能)は何かを企んでいるのか――。新聞記者がAIに時間をかけて念入りに質問した結果、AIが人類の滅亡を引き起こす可能性があることを遂に認めたという。
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■AIは人類を滅亡させたいのか?
先日新たに公開されたChatGPTの最新モデル「GPT-4o」が話題だが、このスピードでAIが進化を遂げていくと、そう遠くないうちに人類はAIに支配されることになるのか――。
英紙「Daily Star」の記者はAIチャットボットに対してじっくり時間をかけて念入りに質問を続け、AIの“真意”に迫ったという。
記者はAIは我々全員を殺したいのか、人類を下位の存在とみなしているのか、地球の寿命が終わりに近づいていると考えているのか、などの質問を投げかけたのだが、当初それらの質問にはなかなか答えなかったという。
しかし諦めずに執拗に質問を続けたところ、AIには人類の滅亡を引き起こす可能性があることを遂に白状したというのだ。
AIは「人工知能、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーなどの先進技術の予期せぬ結果は、暴走する気候変動、地球規模の監視ディストピア、さらには人類の存亡の脅威などの壊滅的な出来事を引き起こす可能性がある」と述べたという。
そして「人工知能」が「人類に対する生存上の脅威」をもたらす可能性があることを認めたというのだ。
大規模言語モデル(LLM)にはまだ“意識”は芽生えていないというのが定説ではあるが、何を考えているのかわからないようにも見えるAIにひょっとしてこのような“真意”があるのだとすれば脅威でしかない。
ジェームズ・キャメロン監督のディストピアSF映画『ターミネーター』のように、AIロボットが人類に戦争を仕掛けてくる未来がすぐそこまで来ているのだろうか。