九州地方でアラ汁といえば、クエ(アラ)鍋が代表的だ。だが、なかなかアラは釣れない。そこで今回は代用品を使った「アラ汁風」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
代用品
アラ(クエ)の代用なら、根魚が一番のおすすめ。アラカブやハタ系の魚で十分イケる。同魚種だと、本物のアラによく似ただしが出る。
適合サイズ
適合サイズは30cm前後と、まあまあな大きさ。同サイズだと、だしがよく出るうえ、ブリッとした食感も味わえる。
霜降り
今回は30cmほどのアカハタを使用。まずはウロコを剥いでワタをとり、下処理。これを頭、胴、尾っぽ近くの3等分に切り、鍋に移す。
まずは霜降り(提供:TSURINEWSライター松田正記)
次に水を張り、ひと煮立ちさせて霜降り。あとは水で濯いで本番の準備へ。
まずは霜降り(提供:TSURINEWSライター松田正記)
炊く
霜降り後は再び水を張って炊いていく。あまり「グツグツ」炊き過ぎると、魚のうま味が全部出てしまうので、10分ほどがベストだろう。
好みの味付け
最後は火を止め、みそを溶かせばできあがり。健康的で元気が出るアラ汁(風)の完成だ。
みそを溶いていく(提供:TSURINEWSライター松田正記)
みその代わりに、薄口しょう油や塩などでもOK。野菜を入れてもGOOD。好みの味付けで食べてほしい。
<松田正記/TSURINEWSライター>