応援する対象にお金を使う消費形態「推し活」は、2021年に流行語にもなりSNSでのつながりなどによって広く社会に浸透しています。

株式会社メルカリでは、ユーザーが見つけた“推せる”アイテムをコレクションとして作成し、SNSでシェアできる新機能「マイコレクション」の提供を開始しました。

ユーザーの7割が商品を紹介し合いたいニーズを持つ

新機能の開発に向けて同社では、「メルカリ」のユーザー1,885人を対象にアンケート調査を実施。

「自分の『好き』に関連した持っているアイテムの写真を撮ったり共有したいと思いますか?」の質問に対し、「とてもそう思う」「ややそう思う」の回答が70.9%を占めました。

「自分と同じ『好き』を持っている人がどのようなアイテムをおすすめしているか知りたいと思いますか?」と尋ねると、71.1%がおすすめアイテムを知りたいと回答。

7割以上のメルカリユーザーが、自分の“好き”に関連した商品を「おすすめしたい」「おすすめされたい」というニーズがあることが明らかになったそうです。

新機能「マイコレクション」

すでにメルカリに登録済みであれば、「マイコレクション」の会員登録をするとコレクションの作成が可能です。

「マイコレクション」を使うには、まずコレクションしたい商品の詳細ページを開いて、価格の下にある「保存」ボタンをタップ。「コレクションに追加」画面の「完了する」ボタンをタップすると、おすすめ商品をコレクションに加えることができます。

現在、メルカリの取引件数の4割以上が「エンタメ・ホビー」カテゴリーが占めており、「推し活」に関する商品の取引が増加傾向にあるそうです。

新機能「マイコレクション」では、メルカリで見つけたおすすめ商品を紹介し合えるようになるため、同アプリを使った「推し活」ニーズの多様化にもフィットしているといいます。

メルカリポイントをゲットできる

同機能は、アフィリエイトプログラムの「メルカリアンバサダー」と連動。

自分が作成したコレクションをクリックした人が、コレクション内の商品ページから「メルカリで商品を見る」をクリックしてから24時間以内にメルカリの商品を購入した場合に、購入金額の2%のメルカリポイントを報酬として獲得できます。

なお、「マイコレクション」と「メルカリ」では、アカウントが異なるため「マイコレクション」のプロフィールから「メルカリ」のアカウント情報が伝わることはないそうです。

<参照>

メルカリ、“推せる”アイテムをテーマごとに集め、シェアできる新機能「マイコレクション」の提供を開始