ホテル特化型メディア「ホテルバンク」が、変化するホテル市場を構造的に可視化。今後のホテル業界に動向に合わせ、新しいカテゴリを追加しています。
宿泊施設向けレベニューマネジメントツール『メトロエンジン』を提供し、宿泊業界のDX化や集客支援を行うメトロエンジン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:田中良介、以下メトロエンジン)は、毎年大好評いただいているホテル業界マップの最新版「ホテル業界マップ 2025」を作成し、運営するホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)https://hotelbank.jp」にて無料で公開いたします。宿泊・観光業界のトレンドに合わせ、新たなカテゴリも追加し、マッピングを刷新いたしました。
※より鮮明な画像は、ホテルバンクの専用フォームからダウンロード可能です。
「ホテル業界マップ 2025」作成の背景
「眠っていたデータから新たな付加価値を」をコンセプトに、メトロエンジン株式会社が運営するホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)」(https://hotelbank.jp)は、ホテル事業関係者、宿泊事業への参入を検討している方、ホテルや旅館などの宿泊施設に興味がある方々に向けて、「ホテル業界マップ」を公表しています。
ホテル業界マップは、メトロエンジン独自の観点でホテル市場の各分野で実績がある企業・サービスをピックアップし「ゲスト・旅行者」と「ホテル・宿泊事業者」の二軸からカテゴリ別にマッピングした、業界の全体図です。
毎年カテゴリを精査するなど、その時々の市場状況が反映されるよう選定を行っているため、ホテル業界を構成・牽引する企業だけでなく、業界のトレンド、今後の動向を掴むことができます。
この度、ご好評いただいた2024年版より掲載リストを更新し、「ホテル業界マップ 2025」として新たにリリースいたしました。
ホテル業界を構成するサービスや業界を担う企業を知り市場への理解を深めていただくために、また宿泊や観光の未来を見据え今後の展開を検討いただくために、ぜひご活用ください。
これからもメトロエンジンは、価値ある情報を積極的に発信し宿泊観光産業の発展に寄与してまいります。
2025年 国内ホテル業界のトレンド
2025年のホテル業界では、2024年に引き続きさらなる訪日外客の増加と深刻な人員不足への対応が必要不可欠になると予想されます。また、インバウンド需要の拡大を皮切りに価格相場が上がっていることから、需要に応じた価格の最適化の重要性が謳われています。
インバウンドにおいては、アジア太平洋地域の旅客数は2025年末までに39億人近くに達すると予測されており(*1)、日本では大阪万博や世界陸上といった大型イベントを控えているため、さらなる受け入れ態勢の強化が必要となります。しかし、インバウンドの訪問先の偏りや言語の違いによる意思疎通のすれ違いなども大きな問題になっており、オーバーツーリズムへの対応や多言語対応の強化が推進されると考えられます。
人員不足の観点では、コロナ禍によって一時落ち着きを見せていた人手不足もインバウンドを中心とした需要急増に伴って再び顕著に表れています。そのため、客室の価格設定作業を自動化し同時に収益向上を図るレベニューマネジメントシステムや、清掃や配膳を行うロボットなどの活用により、業務効率化が加速すると予想されます。
効率化できる業務をAIやシステムに任せ、スタッフが宿泊者のための時間を増やすことは、お客様満足度の向上に繋がります。人間とシステムそれぞれの良さを理解し上手く使い分けることで、双方にとって心地よい施設運営が実現できるのではないでしょうか。
(*1) ACI 「THE TRUSTED SOURCE FOR AIR TRAVEL DEMAND UPDATES」(2024年2月13日)より
https://aci.aero/2024/02/13/the-trusted-source-for-air-travel-demand-updates/