■バランスよりもごっそり前に

その後も打撃力のある選手を前に固める打順の重要性を解説した宮本氏は「123ぐらいまでは、ある程度長打のあるバッターのほうが、僕はいいと思うんですよ。いなかったらしょうがないですよ」と指摘。

そして「バランスよりもごっそり前に行ったほうがいいかなって。監督も楽だと思う。『ようし、おまえら打て』みたいな。『細かいことやらないぞ、行け』みたいな。数多くも回るじゃないですか」と持論を展開する。

さらに「僕の考えなんですけど、昔ほど2番って僕らみたいな選手っていうイメージもなくなってきてるじゃないですか。ホームラン王をとる大谷翔平が2番に入るわけですから。アメリカはデータ重視なので、おそらく得点する確率が高いと思ってやってるわけなんで、そっちのが入るかなって感じがしますけどね」と語っていた。