■「デリカシーが無さすぎる」と怒り

両サイドからプレッシャーをかけられるような構図になった上、両男性の革靴はみりんちゃんの衣類に触れてもおかしくない距離にある。これでは、せっかくの「快適な空の旅」も台無しであろう。

件のポストは、投稿から2日足らずで1万件以上ものリポストを記録するほど話題に。他のXユーザーからは「両隣ともに、デリカシー無いですね」「足の裏向けられるの、本当にストレス」「私ならわざと足ぶつけて、咳払いすると思います」「3人がけの席で、よくこういう座り方できるな…」といった具合に、驚きと怒りの入り混じった声が多数上がっていた。

飛行機で着席した女性、隣の男性のマナーに目を疑う 「不愉快すぎる」とネット民も激怒
(画像=『Sirabee』より引用)

中には「Xに画像をアップするのでなく、直接注意すれば良いのでは…」と疑問に感じた人もいるかもしれない。

だが、こうした意見に対しては「一種の閉鎖空間で、女性が男性に注意するのはハードルが高い」「これ隣のおじさんも、相手を見て選んでやってるよね」など、冷静な指摘が寄せられている。

果たして、件の「地獄のような光景」はどのようにして誕生したのだろうか。ポスト投稿主・みりんちゃんに、当時の状況を聞くと…。

■当時の空気が地獄すぎる…

みりんちゃんが件のシチュエーションに遭遇したのは、9日のこと。

両隣の搭乗客の様子については「左の男性は40代後半から50代後半に、右の男性は60代くらいに見えました」「お2人ともスーツを着用されており、お仕事中のような雰囲気があり、お酒に酔っている感じではありませんでした」と振り返っている。

そんなみりんちゃんが違和感に気づいたのは、離陸前に機体が動き出したタイミング。両サイドの男性が、足の裏をこちらに向けていたのだ。

左の人物の挙動が特に目に余ったようで、「荷物を棚に収納する際も自分の荷物を重ねずに広々と使用していらしたので、私の荷物の収納に苦慮しました。 飛行中は写真に写っている姿勢を変えることなく、私と接している肘掛けの大部分を使いながらゲームをしていらっしゃいました」と、当時の様子を説明している。

ときには男性の腕が接触することもあったが、みりんちゃんが真に衝撃を受けたのは飛行機を降りる際。なんと、男性は窓際の席に座っていたにも関わらず、中央席のみりんちゃんを半ば押しのける形で抜かし、荷物を回収して降りていったというのだ。

なお、右側の男性は足の向きこそ気になるものの、その他は迷惑に感じられる行為は見られなかったという。