サッカー日本代表「森保ジャパン」は今年6月以降、国際Aマッチで6連勝。今年9月には強豪国ドイツを4-1で下すなど、世界に衝撃を与えている。来年に行われるAFCアジアカップでの優勝を期待する声が日本国内で多い中、アジアの一部地域では韓国代表が優勝候補に推されている。
韓国のサッカーメディア『ベストイレブン』は24日、日本、中国、マレーシア、イラン、インド、カタール計6か国の記者にインタビューを実施。「アジアカップの優勝候補」を質問したが、日本、イラン、インド、カタールは「日本」と予想。
中国『Migu TV』は「60%日本、40%韓国」としながらも、「日本は昨年のカタールW杯からドイツを2度下している。森保監督のもとでずっと良い成績を収めており、確かな“ワンチーム”だ。日本はアジア最高のテクニックと戦術を備えている」と日本を高く評価した。
一方、唯一日本以外の国を優勝候補に指名したのが、マレーシアのテレビ局『アストロアリーナ』だ。同メディアは「今の実力からすれば、韓国が優勝候補だと思う。韓国はアジアカップ決勝の重みを埋める可能性を最も秘めている。2番手には、自国開催のカタールを挙げたい」と予想。日本代表への言及こそなかったものの、対抗筆頭にも挙げなかった。
アジアカップのグループリーグでは、日本がグループDでイラク、ベトナム、インドネシアと同居した一方、韓国はグループEでバーレーン、ヨルダン、マレーシアと対戦。両国代表がグループ首位で決勝トーナメントへ進出した場合、準決勝までに対戦することはない。
またカタールは、前回大会の覇者。準々決勝で韓国を1-0で下したほか、決勝では日本相手に3-1と勝利している。今大会はグループAで中国、レバノン、タジキスタンと同居。日本がグループ首位通過の場合、早ければ準々決勝で対戦する可能性がある。