ラスベガスの北西約83マイルに位置するネバダ州のグルームレイク空軍基地こと通称「エリア51」は、UFOの噂や陰謀論の舞台として知られている。エリア51が有名になったのはかつて基地で働いていたボブ・ラザーという人物の証言が出てきてからだ。現在ではボブ・ラザーの証言や経歴には疑惑が多数存在出てきているものの、エリア51とUFOにまつわる疑惑は依然として存在している。
そんな中、ある人物がかつてエリア51で働いていた叔父の興味深い証言を告白して注目を集めている。今回驚きの証言を暴露したのはエリック・テーバー氏、彼は13年間国防航空宇宙産業の管理・技術請負業社であるEG&G社で働いていた人物だ。彼の亡き大叔父のサム・アークハート氏は空軍に在籍中、エリア51の秘密施設で働いており、その時に信じられない事を見聞きしてきたというのだ。
アークハート氏は空軍に28年間勤務し、一等軍曹に相当する階級だった。彼は1997年から2014年までエリア51で働いていたそうなのだが、ある日彼らが裏口でおしゃべりをしていたとき、EG&Gの上級エンジニアが彼に驚くべき内容を語ったという。
「EG&Gのシニア・エンジニアが大叔父に語ったところによると、1980年代にCIAが砂漠で無傷のままの奇妙な物体を回収したというのです。それは卵型でSUVほどの大きさがあり、表面は滑らかで継ぎ目がなかった。見た目は金属的で色は銀がかった灰色、操縦面もフラップも吸気口も排気口もなく、外側に文字も記号もなかったそうです。EG&Gのエンジニア達は当時でも最高峰の、聡明なエンジニアたちです。 彼らはエリア51に運び込まれたこの物体の動力源が何なのか、どのように作動し機能するのかを解明しようとしましたが、全ては無駄に終わったそうです」
エンジニア達はその物体に電気を流そうとしたものの、物体の外壁を突き破ることさえできず、内部にあるものにアクセスすることは不可能だったという。 多大な努力の末、彼らは最終的に船体素材のわずかなサンプルを入手してテストすることができ、それが地球外から来たものであることを突き止めたそうだ。最終的にその物体は別の基地に運ばれたとのこと。
アークハート氏はこのエンジニアに一部始終を聞くまで、謎の物体の存在を知ることはなかった。彼は長らく自分の仕事の詳細を語ってこなかったが、先日「CIAがUFOを回収していた」という内部告発がアメリカ国内で大きく報じられたこともあって、自身の見聞きしたものを証言するに至ったのだという。
「サムは『アメリカ国民がこの物体を目にすることはないだろう』と言っていました」とテーバー氏は語る。
各方面からUFOに関する内部告発が出てきて「アメリカ政府や軍はUFOの存在を隠蔽している」という話が単なる噂ではなく、真実味を帯びてきている。果たしてこれらの証言や内部告発の裏付けが取れる日は来るのだろうか。
関連記事:Unexplained Mysteries 【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】
文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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