■「本物の銃ではない」と噓を

グレンさんは股間を撃たれた後、何とかネスター容疑者の手からその銃を取り上げた。容疑者からは、「本物ではなくペレットガン」と説明されていたという。

さらにグレンさんは流血と激痛のなかで友人に連絡し、家族が警察に通報。容疑者は自宅から800メートルほど離れたところで身柄を確保され、傷害罪で逮捕された。現在はバトラー郡刑務所に収監されている。

■精神疾患で治療中だった

こんな悲惨な事件であったにもかかわらず、退院後のグレンさんはメディアの取材に「怒ってはいません。彼女の愛と反省を信じ、許すつもりです」などと語り、世間を仰天させた。

ネスター容疑者は精神疾患を抱え治療中で、グレンさんは「恨む気持ちはありません。ただ病気が良くなってほしい。それだけを願っています」と答えている。