■海のハードパンチャー

シャコはエビに似た姿を持つが、漁師からは「サムスプリッター(親指裂き)」という別名でも呼ばれている。攻撃的な習性で人やペットを傷つける可能性があると、地元メディアは注意を呼びかけている。

最大の特徴である両爪によるパンチの速度は、地球上のどの生物よりも素早い動きの一つとされ、攻撃にかかる時間は8ミリ秒未満。これは人間のまばたきのスピードの約50倍にもなる。

■触れれば怪我では済まない?

シャコのパンチは、薄いガラスや貝殻程度なら割ってしまう威力を持つ。打ち上げられて瀕死の状態とはいえ、もしも好奇心で触れようとすれば、パンチの餌食にされてしまう可能性は高い。

シャコばかりが打ち上げられた異様な光景に、SNS上では「シャコのパンチ動画を検索したことを後悔している」「海のワンパンマン」「シャコって鳥も食べないんだな」などの反応が寄せられている。

■大量に打ち上げられたシャコ

(文/Sirabee 編集部・びやじま)

提供元・Sirabee

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