■栗山氏のプロ入りに関与
大久保氏は「学士プロってなかなかいないですもんね。信也さん(慶應義塾大学出身)と栗山さんくらいじゃないですか。それでテレビのキャスターとか司会って」と指摘する。
これに佐々木氏は「栗山はね、うちの息子が玉川学園(玉川大学)、彼は東京学芸大。練習試合をやったの。私は女房と観に行ってね、 試合の監督が『佐々木さんちょっとうちの選手に講評をお願いします』と言って、 しゃべって」と明かす。
続けて「そしたら今度は学芸大の監督がきて、『なにか気がついたことをうちの選手にも』と言われてしゃべった」と振り返った。
■半分冗談で…
佐々木氏はさらに「最後に『今日3本ヒットを打ったの誰?』と言ったの。(手を挙げて)『君なんて名前だ?』と聞いたら『栗山と言います』と。だから『プロに来い』と半分冗談で言った」と告白。
そして「次の日にね、栗山がオヤジと一緒にここ(佐々木氏の家)に来たの。『本気にしていいんですか?』って。しまったと思ったけど、もう遅いと。『やってみなきゃわからないけど、トライしてごらんよ、良いものは持っているんだから』と。選手としてはたいしたことなかったけどね」と話した。