今も息づく”Best of Both”
トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEOの、11月発売新製品予定の続報が届いたので、その中から気になるアイテムをピックアップしてご紹介しておこう。初代(SF型系)スバル・フォレスターがいよいよ製品化、発売されるとのことである。
現行モデルで五世代目となるフォレスターだが、初代モデルが発売されたのは1997年のこと。インプレッサのシャシーをベースに、背の高いステーションワゴン的ボディを載せたこのモデルは、その見た目と生い立ち通り、乗用車とクロカン四駆を融合し、それぞれのメリットを進化させたものであった。この考え方は「Best of Both」と表現され、スバルのクロスオーバーモデルのコンセプトを示すキーワードとして今も息づいている。
デビュー当初はターボ車のみで構成されていた初代フォレスターだが、登場から半年足らずでノンターボも追加。1998年には2.5L車も加え、2000年にはマイナーチェンジで後期型へ移行、2002年まで生産される人気車種となったのである。
トミーテックではこの初代フォレスターの独特なフォルムを、1/64スケールで見事に再現。今回発売されるのは前期型の1997年式だが、黒がターボ車のS/tb、紺/グレーのツートンがノンターボ車のC/20で、車内外の差異をしっかりとフォローしている。外観ではホイールの違いやボンネット上エアスクープの有無、内装ではステアリングホイールやシートの形状まで作り替えられているのだ。
どちらにもリアスポイラーがユーザー取り付け部品として付属、価格は各3,520円(税込)、11月発売予定である。
なお、写真は試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。
文・CARSMEET WEB/提供元・CARSMEET WEB
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