最高落札額は「ナイキ」の「ムーン シュー」の約4926万円 レアスニーカー800足以上がオークションに出品
「ナイキ」の「ムーン シュー」©2024 Courtesy of RM Sotheby’s(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

世界的な資産家で不動産投資家のマイルス・ナダル(Miles Nadal)氏のコレクション「Dare to Dream」が、5月31日と6月1日に「RMサザビーズ(Sotheby's)」によってカナダのトロントで開催されたオークションに出品された。

オークションには、「フェラーリ(Ferrari)」や「ランボルギーニ(Lamborghini)」「マクラーレン(McLaren)」などの希少な高級車が100台以上出品され、さらに「ナイキ(NIKE)」を始めとするスニーカーが800足以上出品された。

スニーカーのコレクションでは、「ナイキ」の伝説的なスニーカーである「ムーン シュー」が出品された。「ムーン シュー」は、フィル・ナイト(Phil Knight)とともに「ナイキ」を共同で創設した、オレゴン大学の陸上コーチであるビル・バウワーマン(Bill Bowerman)がデザインしたランニングシューズで、1972年当時、12足しか作られなかったことから伝説のシューズと呼ばれている。落札額は30万6000ドル(約4926万円*)。

そして、ルーキー時代のマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)がコート上でもっとも頻繁に着用した「エア・ジョーダン 1(Air Jordan 1)」が出品された。シューズにはマイケル・ジョーダンのサインが入っており、16万2000ドル(約2608万円*)で落札された。

最高落札額は「ナイキ」の「ムーン シュー」の約4926万円 レアスニーカー800足以上がオークションに出品
(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

オークションには、トラヴィス・スコット(Travis Scott)と「エア・ジョーダン(Air Jordan)」のコラボレーションシューズや2017年にパリのセレクトショップ、コレット(COLETTE)で限定発売された、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と「アディダス(adidas)」、そして「シャネル(CHANEL)」、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)によるスニーカーなどが出品され、いずれも高額で落札された。

「Dare to Dream」コレクションのスニーカーの販売収益の全額は、財団「Dare to Dream」に寄付され、次世代の若者たちの支援に使われる。

*1ドル=161円換算(7月9日時点)

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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