カマスが入れ食い

ここで完全に明るくなり、ワームを一誠のバルキーステパラに変更。スイミングメインで狙っているとアカハタとオオモンハタの子供が釣れるだけでなかなか本命が来ません。

ここで突然水面が騒がしくなりました。ベイトが入ってきたのかと思ったのですが、何かが食ってくるも掛かりません。ワームをサイズダウンし、reinsのアジリンガーに交換しました。

すると騒いでいた魚の正体が判明。かわいいサイズのカマスでした。ここから右に投げても左に投げてもカマスだらけ。30分程の間、カマスしか釣れず、30匹以上釣れた後突然の沈黙が訪れました。群れがどこかに行ったようです。

地磯でのライトソルト釣行でクロホシイシモチやカマスが連発【和歌山・南紀】カマスが連発(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

地元エギンガーからの情報提供

ここで7時30分、かなり暑くなってきた時に地元民のエギンガーが2人入ってきました。話していると、このポイントのメバルは数年前から全く入ってこなくなったらしいです。

しかしアオリイカの反応もないようで、しばらくしたらいきなりドボンと落水かと思ったら、エギンガーが地磯から飛び込んで泳いでいました(汗)。暑くなってきたとはいえ、海水浴にはまだ早いのではないかと思いましたが、朝からこの暑さだと泳ぎたくなる気持ちもわかります。

船着場での最後の挑戦

残り時間も少なくなってきたので船着場に戻りました。今日は満潮に向かう潮も今は下げが始まっているのに全く動きません。ここからさらに向かい風が強くなってきました。

3gジグヘッドに替えて遠投、イカダ近くまで飛ばし、ライトソルトタックルでやりやすい釣りができました。着底からのスイミングで違う当たりがあり、釣れたのはヨコスジイシモチ。ここからガシラが連続ヒットしましたが、サイズも伸びず、本命も来ず、9時になり納竿となりました。

地磯でのライトソルト釣行でクロホシイシモチやカマスが連発【和歌山・南紀】ヨコスジイシモチをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

本命不発も地磯で数釣りを楽しめた

初めて0.4gと軽量のジグヘッドを試してみましたが、クロホシイシモチ20匹以上、ガシラも20匹以上、カマスは30匹以上、アカハタやオオモンハタ、ヨコスジイシモチも釣れました。

地磯でのライトソルト釣行でクロホシイシモチやカマスが連発【和歌山・南紀】小さなオオモンハタも釣れた(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

本命のアザハタとモヨウハタは来ませんでしたが、これからの時期が南方系ハタの本番になるのでまた挑戦しようと思います。

昨年アオリイカを狙いに来た時はベイトもいっぱい入っていましたが、今回はベイトもなく、カマスのようなフィッシュイーターが入っていました。ライトタックルだからこそ発見できた魚もいて、終始当たりがあり楽しかったライトゲーム。軽いジグヘッドでも遠投できるこの竿は、これからいろいろな魚と遊べそうです。

地磯でのライトソルト釣行でクロホシイシモチやカマスが連発【和歌山・南紀】次回は本命のアザハタを釣りたい(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

<田村昭人/TSURINEWSライター>