セブンの戦略のしたたかさ

 前述のとおりセブンには300円近く、もしくは300円を超える「おにぎり」も登場している。たとえば、「大きなおむすび すじこ醤油漬け(鮭まぶし飯)」は356.40円、「山賊むすび」は340.20円となっている。

「セブンの『おにぎり』の価格が値上がりを続けて高額になった、というイメージが先行しているが、昆布や『おかか』などの定番の具材は120円台で提供されており、安くて普通の『おにぎり』を買いたい顧客と、ちょっと高くても付加価値の高い『おにぎり』を買いたい顧客の両方をしっかりカバーしている。このあたりにセブンの戦略のしたたかさがうかがえる」(同)

(文=Business Journal編集部)

提供元・Business Journal

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