3連休明けの7月16日、東京証券取引所で売買が開始されるとアシックスの株価が急騰し、ついに時価総額が2兆円を突破した。7月12日の終値で2564円だった株価は、取引が開始されると10時には前日比4.35%の値上がりとなる111円高の2675円となり、2兆320億円と大台を突破した。

 国内における純粋なファッション&アパレル企業として時価総額が2兆円を超えているのは、「ユニクロ(UNIQLO)」や「GU(ジーユー)」を展開するファーストリテイリングとアシックスのみ。1兆円を超えているのもZOZOと三越伊勢丹ホールディングスだけだ。

 アシックスは7月12日に2024年12月期の業績予想を上方修正しており、売上高は6600億円(修正前は5900億円)、営業利益は950億円(同580億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は580億円(同360億円)としている。さらに、アシックスが保有する政策保有株式を2024年中にすべて売却することも同日に発表していた。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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