アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、昨年夏からUAE1部エミレーツ・クラブに所属。昨年末に神戸からエミレーツ・クラブへの完全移籍が正式決定したDF大﨑玲央との共演が期待される中、イニエスタのSNS投稿に対する批判が相次いでいるという。

 イニエスタは今月6日、自身のインスタグラムアカウントに1枚の写真をアップ。写真には、白いクリスマスツリーの側にいる4人の子供の様子が収められており、2人の息子はスペイン代表やユベントスのエンブレムが入ったシャツを着ていた。

 批判の対象となったのは、ユベントスのシャツを身にまとっていた息子のパオロ君だ。スペインメディア『E-Noticies』は「イニエスタの子供のひとりが、SNSを炎上させた。これは、元神戸所属選手のファン・サポーターの多くには不評だ」として、パオロ君やイニエスタに寄せられたコメントを紹介。

 これによると、同選手の投稿に対して一部のファン・サポーターから「ユベントスはダメだ!」「早くユベントスのシャツを脱げよ!」「なぜユベントスのシャツを着ているのか不思議」などといった批判や誹謗中傷とも解釈可能なメッセージが寄せられているという。

 またイニエスタは1月1日、家族全員の記念写真をアップするとともに、「このビッグチームは2024年が幸せになることを祈っています」とファン・サポーターにメッセージを送った。ただ『E-Noticies』によると、この投稿に対しても一部から娘に対して悪意のあるコメントが寄せられたとのことだ。

 昨年7月に神戸を退団し、エミレーツ・クラブへ加入したイニエスタ。加入1年目にしてキャプテンを任せられる中、リーグ戦7試合でスタメン出場も、直近3試合で出番なし。チームも12試合を戦って1勝2分9敗と苦戦。リーグ最下位に沈む中、先月20日にリュイス・プラナグマ監督の辞任が正式決定している。