■野手は「スケールのある選手がいない」
野手陣は「スケール感のある奴がいなくなってきてますよね。どちらかというと脇役的な選手が多くなってるかなというね。一昔前にはホームランを打てるバッターが数人いたりとか、かなり高い打率を残す内川とかね」とコメント。
続けて「たとえば牧原や中村晃とかもそうですけどね、ホームランを20、30本を打つバッターではない。このあたりはどんどんっていう奴がいると、より際立つと思うんですけど。これ、近藤をとってなかったらえらいことですからね。このあたりを小久保監督がどう整備していくか。次世代の核となる選手を作らないと。柳田・近藤がいなくなったらどうするんだと」と話した。
■ドラフト指名も影響?
宮本氏は近年、ソフトバンクの「ドラフト上位指名選手が活躍していない」「ドラフト1位が当たっていない」と指摘する。
そして「ドラフト6位までとしてですよ、12球団、 72人しか指名されないわけじゃないですか。(ドラフト2位まで) 高校・大学・社会人を全部含めたベスト24でみんなとってるわけですから。このあたりが基本的に当たらないと。ドラフト3位までが何らかの戦力になってないと、低迷期がくるんで。 ホークスの場合はそれを FAとかで補える」と分析した。
話を聞いたスタッフは「やっぱり巨人とソフトバンクは逆指名がなくなったのが、結局。そのころは凄かったですもんね」と指摘。宮本氏は「それはあるかも」とコメントしていた。