強烈なアタリで大型キスをゲット

満潮から3時間後の7時ごろ、3色にて強烈なアタリ。仕掛けを止めて十分に食い込ませると連続でアタリ、サオ先をガンガン叩く。距離が近いのでアタリが大きい。ハリが外れないようにゆっくり上げてくる。上がってきたのは、22cmと21cmのダブルである。やはりこのサイズが連で掛かると引きが全然違ってくる。その後も20cmを追加。小型も多くリリースも多い。

予定時間の9時まで粘ってみて7~22cmのキスが40尾の釣果であった(キープ20尾でリリース20尾)。

釣川河口での投げ釣りで22cm筆頭にキス40尾キャッチ【福岡・宗像】キープしたキスの一部(提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)

釣り方のコツと今後の展望

この日の釣り方として、5色は投げて3色までを丁寧に探る。もしかしたら手前とも考えて2色付近も探ってみたが、まったく魚がいなかった。フグもいなくて釣りやすいが、多少流れてくる海藻があるので注意が必要。

ピンギスはかなり多く、数を多く釣りたい人はハリを小さめにすることをお勧めするが、大型のキスも回遊してくるので注意が必要であるといえる。アタリを楽しみたい、良型を釣りたいなら半遊動テンビン、数を釣りたいなら固定テンビンがおすすめである。

どうしてもまだ時期的にキスの距離が不安定な時期なので、距離がバラバラになってくる。固定テンビン、半遊動テンビンの両方を準備したほうがよさそうだ。

今後は気温もどんどん上昇し、キスも手前へ手前へ寄ってくるので、これからの時期はちょい投げでも楽しめそうである。近年にないくらい暑いので、熱中症対策をしっかりとしてキスをたくさんゲットしてほしい。

<週刊つりニュース西部版APC・近藤誉/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年7月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。