北の街でアイスクリームなんて不思議かもしれません。でも、エジンバラには冬でも雨でも行列の止まらないアイスクリーム屋さんがあります。どの季節に行っても行列ができているので、ついに並んで試したアイスクリーム屋さんです。
結果、絶品でした。人気の秘密は、スコットランドの美味しい牛乳を使った濃厚なクリーミーさです。
Instagramで人気を呼び、今ではイギリス中で有名となった行列の途切れないエジンバラのアイスクリーム屋さん、メアリーズ・ミルクバー(Mary's Milk Bar)をご紹介します。
メリーズ・ミルクバー (Mary's Milk Bar) とは?
<メアリーズ・ミルクバーの店構え>
メアリーズ・ミルクバーは、メアリーズ・ヒラードさんが、2013年に開いたミルクをたっぷり使ったアイスクリーム屋さんです。
エジンバラ城の麓にある旧市街でレストランやバーが多くあるグラスマーケットという広場の横にあります。
<メアリーズ・ミルクバーの前の行列>
ロンドンっ子にも名が知られたイギリスで大人気のアイスクリーム屋さんで、毎日冬でも雨でも長い行列ができています。
店は、エジンバラ城撮影のインスタ映えスポットで多くの人が訪れるヴェネル階段の横に位置しています。長い行列はヴェネル階段に曲がるようにできるので、階段の上からエジンバラ城を写すイメージのインスタ撮影に訪れる人達の邪魔になっているほどです。
<メアリーズ・ミルクバーのアイスクリームのインスタ>
ヴェネル階段やエジンバラ城をバックにメアリーズ・ミルクバーのアイスクリームをかざした写真もたくさんインスタにあります。
メアリーズ・ミルクバーのアイスクリームは何が違う?
<メアリーズ・ミルクバーのアイスクリーム>
メアリーズ・ミルクバーは、保存料を全く使わない新鮮さが売り物で、毎朝11時に開店する前にアイスクリームを作っているそうです。卵を使わず、生のミルクとクリームで作られていて、濃厚でクリーミーな味です。
<さまざまなフレーバー>
定番に加えて、日替わりの季節のフレーバーが用意されています。また、イギリスになくてはならないビーガンフレーバーも常に用意されています。
<今日のメニューの張り紙>
ミルク、ダークチョコレート、塩キャラメルが定番のフレーバーですが、ブルーチーズ & クルミ、エスプレッソ・マティーニ&酔っぱらいプルーンなどの面白いフレーバーもあります。
季節のフレーバーは、その時期に手に入るフルーツやナッツのヘーゼルナッツ、ピスタッチオ、エルダーフラワー、ラズベリー、ストロベリー、ブラックベリー、ピーチ、いちじくなどを使ったものです。
季節のフレーバーを楽しみに訪れる人もたくさんいます。
夜は19:30までですが、16:00を過ぎるとアイスクリームは何も残っていません。 実はこの店はアイスクリーム屋だけでなく、チョコレート屋さんでもあります。夕方に行くと列がなくて嬉しいと思うのですが、チョコレートのみになっていたこともしばしばです。
エジンバラまで来たら、ぜひ試してくださいね。
メアリーズ・ミルクバー (Mary's Milk Bar)
住所: 19 GrassmarketEH12HS Edinburgh, UK
営業時間:水〜日 11:00~19:30 (ラストオーダー 19:15)
スコットランドのアイスクリーム:マッキーズ (Mackie's)
<マッキーズのトラディショナルフレーバーのアイスクリーム>
エジンバラまで来ることができないけれども美味しいスコットランドのアイスクリームと思う時には、マッキーズのアイスクリームを試してください。
マッキーズ(Mackie's)は、スコットランドの酪農家から始まったアイスクリームメーカーです。 スコットランドにある自社農場で搾れる生ミルクを使ってアイスクリームを製造しています。
一番人気は、トラディショナルと名付けられた濃厚なバニラアイスクリームです。
他にもはちみつ、チョコレート、渦巻きストロベリー、ラズベリーリップル、スコティッシュタブレット、塩キャラメルがあります。
イギリス内でしたら大型スーパーで売られていますし、日本でもコストコで買えるそうです。
イギリスは、夏になるとストロベリーが沢山で回ります。毎年7月に開催されるテニス世界大会のウィンブルドンの名物は、ストロベリーアンドクリームです。ストロベリーに生クリームをたっぷりかけたものですが、このクリームの代わりにマッキーズのアイスクリームをかけると絶品です。
一度試してみてくださいね。
まとめ
<メアリーズ・ミルバーのアイスクリーム>
スコットランドの美味しい牛乳をたっぷり使った濃厚なアイスクリームをご紹介しました。
そうそう、1つ注意事項があります。冬でも行列と書きましたが、メアリーズ・ミルクバーは、毎年クリスマスから2月半ばまで2ヶ月お休みとなります。
訪れる際は事前に営業しているか確認してくださいね。
文・写真・Sachiko/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介