ベトナム南部ホーチミンは日本人旅行者に人気の観光地ですが、都市部となるため近場に海がありません。そのため、旅行者の中には「もう少し南国の気分を味わいたい」と言う人も少なくないでしょう。

ここで紹介するのは、ホーチミンから最も近い海の町「ブンタウ」です。最近は日本の旅行会社でもブンタウ行きの現地ツアーを取り扱っているところも多くなってきたので、ツアーに参加する人や個人で自力でブンタウ行きを計画している人は、現地の過ごし方をしっかりと学習しておきましょう。

目次

  1. ホーチミンからブンタウへ行く3つの方法
  2. 海の町「ブンタウ」で海水浴はおすすめしない
  3. ブンタウの町中をレンタルバイクで疾走!
  4. ブンタウ観光の定番スポットはどこ?お寺やキリスト像
  5. ブンタウに来たら海傍の食堂で海鮮(シーフード)料理は欠かせない
  6. ブンタウ日帰り観光でお土産に買って行きたいものはある?
  7. まとめ 日帰りブンタウ観光のポイント

ホーチミンからブンタウへ行く3つの方法

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ホーチミンからブンタウへ行く方法は、主に「現地ツアー参加」、「ブンタウ行きのツアーバス」、「タクシーチャーター」となります。自力で行ける人は、ツアーバスを手配するのがおすすめです。タクシーを1日チャーターする場合はメーターではなく交渉がおすすめです。相場は往復で1万5,000円前後。ただし観光中にタクシー車内に貴重品を置いておくのは避けることと、支払いは後払いで交渉してください。前払いしてしまうと、逃げられる可能性もあります。

現地ツアーはあらかじめ決められたルートを辿ることにデメリットを感じる人もいますが、安心&確実な旅が保証されるので、満足度も高いはずです。旅慣れない人は積極的に利用するのが良いでしょう。

海の町「ブンタウ」で海水浴はおすすめしない

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ブンタウの海は、ご覧のように年々遠浅となっており、波がほとんどありません。もちろん時期によっても海水の満ち引きは異なりますが、基本的にマリンスポーツをやるような海水浴場ではないため、現地人が水遊びしている様子を眺めるくらいが観光にはちょうどいいと言えます。

また、夜はさらに潮が引き、観光客にとっての散歩広場になっています。日本では遠浅の海は少なくなっているので、もしこれまで見たことがない人は、ブンタウに到着して最初に訪れてみるのが良いでしょう。

ブンタウの町中をレンタルバイクで疾走!

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ブンタウ ブンタウの海は、ご覧のように年々遠浅となっており、波がほとんどありません。もちろん時期によっても海水の満ち引きは異なりますが、基本的にマリンスポーツをやるような海水浴場ではないため、現地人が水遊びしている様子を眺めるくらいが観光にはちょうどいいと言えます。 また、夜はさらに潮が引き、観光客にとっての散歩広場になっています。日本では遠浅の海は少なくなっているので、もしこれまで見たことがない人は、ブンタウに到着して最初に訪れてみるのが良いでしょう。 ブンタウの町中をレンタルバイクで疾走

2024年になると、ブンタウの町中のいたるところで電気バイクのレンタルエリアを見かけるようになりました。1時間400円程度と安いですし、ブンタウはホーチミンのようにバイクの群衆はありませんので、安心して運転できます。

ブンタウ観光の定番スポットはどこ?お寺やキリスト像

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ブンタウの観光スポットは主に仏教寺院やキリスト教会の見学となります。もう少し遠方に行くとおすすめの景勝地があるのですが、日帰りだとなかなか難しいのが現状です。

日本人旅行者がよく訪れる観光スポットは、

  • タンタム廟:地元の守り神であるクジラのはく製が展示されている廟
  • タウ寺:東南アジア最大級の釈迦像がある仏教寺院。熱心な仏教徒の参拝の様子を見学できる
  • 聖母マリア教会:広大な敷地面積を誇る格式高いカトリック教会。入場・見学は自由
  • イエス・キリスト像:小高い丘に建つブンタウのシンボル的存在。40分ほどかかるが誰でも登頂ができ、キリスト像の中にも入ることができる。ただし短パン等露出がある服装は入場禁止

ブンタウに来たら海傍の食堂で海鮮(シーフード)料理は欠かせない

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ブンタウでは海沿いにたくさんの海鮮食堂があるので、昼食はここでシーフードを堪能していってください。ブンタウで人気の海鮮はロブスター・シャコ・貝など。貝は生牡蠣も食べることができますが、衛生に不安がある人はネギ油やチーズを載せて焼いてもらうことができます。

また、ロブスターやイカ・タコはブンタウの海鮮食堂のどこでも売っていますが、値段が時価であることと、日本人からすると少し高めの印象があるかもしれません。ロブスターはキロ150万ドン前後が相場。日本円に換算すると9000円前後です。

シャコは日本ではお寿司のネタくらいしか食べる機会がないかもしれませんが、ベトナムではニンニクバター炒めや蒸したりしてたべる沿岸地域の定番料理となっています。

ブンタウ名物Ca Duoi鍋を食べよう!

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ブンタウではCa Duoi(カードゥイ)と呼ばれる白身魚の鍋が名物です。市街地であればCa Duoi鍋の専門食堂が並んでいるので、どこに入っても同じ料理を食べることができます。

ベトナムの鍋は日本でいう寄せ鍋のようなもので、具材の出汁がスープのベースとなります。煮詰めた具は味を薄めたヌクマムをつけダレに食べるのが普通。是非ベトナムの鍋を試食してみてください。

ブンタウ日帰り観光でお土産に買って行きたいものはある?

【ベトナム】ホーチミンから日帰りで行く「ブンタウ」ビーチエリア観光を紹介!
(画像=『たびこふれ』より 引用)

ホーチミンから観光に訪れるベトナム人は、旅行最終日に海鮮市場に足を運んで大量に海老やカニなどをお土産に買って行きますが、日本人旅行者におすすめは、こちらのBanh Bong Lan Trung Muoiという菓子パン。

昔からブンタウのお菓子土産といえばこちらとなります。人気店は幾つかありますが、どこのパン屋でも売っていますし、味も大差ありません。

まとめ 日帰りブンタウ観光のポイント

ホーチミンから日帰りでブンタウ観光を検討するときは、あまり詰め込まないのがおすすめです。ブンタウの観光市街地はそれほど広くありませんが、バイクや車での移動が必須となるので、計画性をもってスケジュールを組むのがポイントです。

ブンタウ基本情報

所要時間:ホーチミンから車で約2時間

文・写真・古川悠紀/提供元・たびこふれ

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