「リモート会議」や「オンライン商談」が普及したことで、出社しない働き方を前提とする企業も一般的になっています。
株式会社学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施し、「リモート勤務」について調査しました。
「フルリモート」「居住地自由」の企業志望度は?
「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がるか聞いたところ、「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生を合わせると、66.6%という結果になりました。
7割近くの学生が、「フルリモート」や「居住地自由」の制度がある企業は、志望度が上がることが伺えます。
「フルリモートの選択肢があると、将来結婚や出産・育児などの変化にも対応できる」「将来、海外に住みたいと考えているため、フルリモート勤務ができると嬉しい」といった声が寄せられたそうです。
「リモート勤務制度」の企業志望度は?
次に、「リモート勤務制度」がある企業は志望度が上がるかを質問。「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生は合わせて70.3%でした。
7割以上の学生が「リモート勤務」制度がある企業は志望度が上がるといい、「通勤時間の削減に繋がり、時間を有効活用できる」「ライフステージが変化した時にリモートで働ける選択肢があると嬉しい」といった声が上がったそうです。
「リモート勤務の有無」を重視する学生が半数超
では、学生は「リモート勤務の有無」をどのくらい重視しているのでしょうか。
「就職活動において、リモート勤務制度の有無はどのくらい重視するか」について聞くと、「重視する」と回答した学生が半数を超える結果となりました。
ただ、「最優先で重視する」の回答は8.6%にとどまりました。
調査概要
調査期間:2024年6月5日(水)~17日(月)
調査機関:株式会社学情
調査対象:「あさがくナビ2026(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
有効回答数:748件
調査方法:Web上でのアンケート調査
<参照>
7割超の学生が、「リモート勤務」制度がある企業は志望度が上がると回答。「通勤時間の削減に繋がり、時間を有効活用できる」の声