■実績は申し分ない?
オドーア選手の近況をスタッフは「メジャーで1154試合出場、打率は2割3分、ホームラン178本、 打点が568でOPSが710。レンジャーズ時代にはホームラン30本を3回記録。ただし、昨シーズンパドレスでは59試合の出場にとどまり 、打率は2割3厘、ホームランは4本。18打点」と紹介する。
これに高橋氏は「最近、調子を落としているというより、レンジャーズを出てからそんなに成績が上がってないんですよね、それは気になるところではあるんですよ。もともと打率やOPS、出塁率が高い選手ではないので、そこはどうかなというところはあるんですよね」と指摘。
そのうえでオドーア選手が巨人に溶けこむことに意欲を示していることなどを評価し、「実績は凄く良い」とコメントした。
■不安要素も指摘
高橋氏は「不安要素としては、成績がちょっと下降をしてるっていうのは、ちょっとあるかな」と指摘。
そして「日本のピッチャーって、低めの変化球のコントロールがすごくいいんですよ。たぶんメジャーの選手より、低めのコントロールが全体的にやっぱり日本の方がレベルが高いと思うんですね」と持論を展開する。
さらに「見極めが悪くて空振りをとられて、三振になってしまったり、凡打になってしまうという可能性はあるのかなという感じですね。 そこのケアをキャンプやオープン戦でコーチやチームメイトにいろいろ聞いてできれば、成績が出るんじゃないかなとは思います」とコメントした。