■高橋氏は現代の投手像に持論
高橋氏は「俺たちが古い人間だから、エース格になるためには良いときも悪いときも試合を作るのがエースだと思っている」と指摘する。
続けて「悪かったら降りるんじゃなくて。うちのエース、調子悪いなと思っても、三振が取れなくても試合が成り立つ、1年間投げるのがエースだと思っているんで。感覚が違ってきているのかな、野球のピッチャーに対する感覚が」と話す。
槙原氏も「求められる部分が、ちょっと変わってきているかもしれないです」と同調した。
■「こっちで結果を残して」
2023年シーズンの佐々木投手に槙原氏は「明らかに怪我をする前は良かったですよ。今年の出だしなんか、芯が1本入ったような感じで、体もちょっと大きくなっていたし」と評価する。
そのうえで「まだまだこっちで結果を残して。山本由伸も3年連続4冠で敵がいなくなって行っているんですよ。マーくんも24勝して、松井秀喜も50本ホームランを打ってる、イチローもあれだけのものを引っさげて行ったし」とコメントした。