■両親と病院へ

帰宅後、男子児童は両親に被害を告白。驚いた両親が「胸が痛い」と言う息子を病院に連れて行ったところ、肋骨数本が折れていることが明らかになった。

またもう一人の男子児童も、両親に学校での出来事を打ち明けた。現在も頭にはこぶがあり目眩が続いているというが、検査結果については分かっていない。

12月27日、両児童の両親は警察に被害届を提出。最初に暴行を受けた児童の両親は、「誤解が原因で息子が教師に襲われました」と警察に伝えた。

■同僚らも捜査に協力

学校の教職員は警察の捜査に協力しており、問題を起こした教師について「児童を殴ったのは今回が初めてではありません」「過去に何度も同じようなことをしたはず。校長から注意されていたのに…」と語っている。

警察は証拠を確認中で、近く教師を署に呼び事情を聞く予定だという。学校側はさっそく調査委員会を立ち上げ、経緯などについて慎重に確認を進めている。