iPhoneの本来の売りの1つは「バッテリーの持続時間」。たとえばiPhone 15は最大20時間ビデオ再生ができると謳っています。
とはいえ実際に使い続けているとバッテリーが消耗し、「充電の減りが早い」と感じてしまうこともあるでしょう。 そこでこの記事では、iPhoneの充電が早くなってしまう原因と対処法をご紹介します。
iPhoneのバッテリーが急に減るようになった原因
まずiPhoneの充電が減りが早くなったと感じる原因をご紹介します。
バッテリーの劣化
iPhoneのバッテリーが急に減るようになった主な原因の一つは、バッテリーの劣化です。リチウムイオンバッテリーは使用とともに徐々に劣化していきます。 iPhoneのバッテリーの状況を確認する方法は以下の通り。
なお、AppleCare+に加入している場合、このバッテリー蓄電容量が80%未満まで低下しているとバッテリーを無償で交換可能です。
iOS更新後の一時的な影響
iOSの更新後にバッテリーの減りが早くなることがあります。これは、新しいソフトウェアがインストールされた後、システムがバックグラウンドで最適化を行うため。通常、数日後にはバッテリーの消耗は正常に戻ります。
電池を消費する設定や機能
iPhoneには、便利な機能が数多く搭載されていますが、これらの中にはバッテリーを大量に消費するものもあります。たとえば、常時オンの位置情報サービス、バックグラウンドアプリの更新、プッシュ通知、画面の明るさの設定など。
以下でこの設定の見直し方を解説します。
バッテリー消費が早いときにすぐにできる対処法
iPhoneの充電の減りが早いと感じたときにすぐにできる対処法5選をご紹介します。
バッテリーの状態を確認する
先ほどご紹介した方法でバッテリーの状態を確認してみましょう。
バッテリー蓄電容量が80%未満の場合はバッテリーを交換するタイミングです。もしAppleCare+に加入しておらず、iPhone自体も長く利用している場合は端末自体の買い替えも検討しましょう。
バッテリーを消費しているアプリを特定する
バッテリーを大量に消費しているアプリを特定して、バックグラウンドで実行されないように気を付けましょう。
アプリごとのバッテリー消費状況を確認する方法は以下の通り。
画面の明るさを調整する
iPhoneの画面の明るさは、バッテリー消費に大きく影響します。画面が明るいほど、より多くの電力を消費します。
バックグラウンド更新をオフにする
バックグラウンドでアプリが更新され続けると、バッテリーが消耗します。充電を節約したいときはオフにしときましょう。
位置情報サービスを見直す
位置情報サービスは常時オンにしておくとバッテリーの消費が早くなります。こちらもバッテリーを節約したい場合はオフにすることをおすすめします。