SUBARUは2024年7月12日、2座席スポーツカー「BRZ」の改良モデルを発表した。なお今回の改良によりBRZはDタイプとなる。
今回の改良では、スーパー耐久シリーズに参戦しているスバルの技術部選抜チームであるチームSDA Engineeringの取り組みで得た知見から生まれた、MT車専用「SPORTモード」を新たに採用している。
SPORTモードは、全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応するスロットルセッティングとすることで、アクセルコントロール性を向上させている。また、このモードではアクティブサウンドコントロールの音量が切り替わり、ドライバーの高揚感を盛り上げるようになっている。
ATモデルでは、ATのマニュアルダウンシフト制御は、ドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定とし、オーバーレブの危険性がない状況ではドライバーの意思でダウンシフトができるように回転数の領域を拡大した。
さらに、R、SおよびCup Car Basicグレードのダンパー減衰力特性と、全グレードの電動パワーステアリングのアシスト特性を最適化したことで、よりスポーツカーらしい操縦安定性と乗り心地を実現している。
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