森林を自由に使える年間契約の森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ)」。キャンプや森林浴、ブッシュクラフトなどができる自分だけの癒し空間を提供。
森林レンタルサービス「フォレンタ」は、山口県長門市に全国19ヶ所目となる森林レンタルエリアをオープンします。2024年7月5日(金)〜7月28日(日)までエントリーを受け付け、8月3日(土),4日(日)に内覧会を開催します。
フォレンタを利用している方のレンタルエリア
エリア名は、「forenta-YAMAGUCHI 俵山温泉キャンプエリア」。山口県長門市の俵山温泉街から車で5分の場所にある里山に、年間契約の森林レンタルエリアがオープンします。
大きな木にハンモックをぶら下げ、時間を忘れてコーヒタイムや読書、焚き火などができるプライベートな森林空間です。
エリアからすぐの場所には西の横綱と言われている名湯・俵山温泉があり、アウトドアを満喫した身体をさらに癒してくれます。
エリア内風景
俵山温泉街
<俵山温泉キャンプエリアの3つの特徴>
・俵山温泉街まで車で5分
・なだらかな地形の針葉樹林
・川のせせらぎが聞こえてくる静かな森林空間
俵山地区の現状
2000年には1,500人を超えていた人口は2020年にはおよそ970人となり、高齢化率は57%に上っています。担い手不足による経済活動の縮小や地域コミュニティ機能の低下などの地域課題が発生している中、地域内の活性化と地域外からの人流を作ることが重要になっています。
また、俵山地区は面積のほとんどを森林が占めており、林業も盛んな地域ですが、近年では全国的な木材価格の低下と共に林業業界全体が補助金に頼らざるを得ない状況となっています。
俵山地区の活性化を目指して
森林レンタルを行うことで、森林を借りる人は俵山地区の自然と温泉で心身を癒され、地域にとっては関係人口の創出に繋がります。年間契約のフォレンタは、単発で泊まるホテルとは異なり、何度も同じ人がその地域に通います。地域に愛着を持ってもらい、地域での買い物やイベントへの参加、SNSの発信など、さまざまな効果を期待しています。
森林所有者は木材で十分な収益を得られない中、レンタル料という新たな収入源を森林から得ることができるため、山林を所有することや相続することへのモチベーションに繋がります。俵山地区の中心産業である林業の活性に繋げるとともに、自然豊かな俵山地区の風景を未来に残してくことを目指しています。
地域に住んでいる方々には、地域に通う利用者がいることを実感してもらうことで、自然豊かな地域の魅力を再発見し、この地域の活性化への活力にしていただきたいと思っています。