MLBのインターリーグが14日に行われ、コメリカ・パークでタイガースとドジャースが対戦した。

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 タイガースの先発投手はケイデル・モンテロ、対するドジャースの先発投手はジャスティン・ウロブレスキで試合は開始した。

 先制点を挙げたのは1回表のドジャース。ノーアウト1、3塁の場面、3番 フレディ・フリーマンのファーストゴロの間に1点を先制する。

 2回裏、タイガースは1アウト2、3塁から7番 コルト・キースのタイムリーツーベースヒットで2点を挙げ、2対1と勝ち越す。

 しかし、直後の3回表、ケイデル・モンテロの制球が乱れる。ドジャースは、2アウト満塁のチャンスで5番 クリス・テーラーのカウント3-2から押し出しの四球で1点を返し、2対2とゲームを振り出しに戻す。

 5回表、ドジャースは1番 大谷翔平の29号ホームランで1点追加。大谷は、日本人選手初となるメジャー通算200本塁打を達成した。さらに打線がつながり、6番 ギャビン・ラックスのタイムリーヒットで2点を入れ、2対5と勝ち越しに成功する。続く5回裏、タイガースは9番 ライアン・ビレードの1号ホームラン、1番 アンディ・イバネスの4号ホームランと2者連続のホームランで、4対5と1点差に追いつく。

 その後ドジャースは、6回表の1番 大谷翔平のセカンドゴロの間に1点を追加。さらに、7回表の7番 キケ・ヘルナンデスの5号ツーランホームラン、8回表の3番 フレディ・フリーマンの犠牲フライで計3点を入れ、4対9とタイガースを大きく引き離す。

 ところが9回裏、タイガース打線に火が付く。3番 マシュー・ビアーリングのタイムリーツーベースヒットで2点を追加すると、6番 カーソン・ケリーのタイムリーヒットで1点、7番 コルト・キースの9号ツーランホームランで2点を入れ、9対9と同点に追いつく。

 試合はタイブレーク制の延長に突入。10回表、ドジャースは満塁のチャンスを作るも得点できず。10回裏、タイガースは2番 ジョバンニ・ウルシェラが4号ツーランホームランで2点を追加し、11対9と劇的なサヨナラ勝利を決めた。

 この試合の勝ち投手はタイガースのウィル・ベストで、ここまで2勝3敗0S。負け投手はドジャースのヨハン ラミレスで、ここまで0勝5敗1Sとなっている。

 なお、ドジャースの大谷翔平はこの試合で4打数2安打(1HR)2打点、打率を.314としている。

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 ここまでタイガースは46勝50敗でア・リーグ中地区4位、一方ドジャースは56勝40敗でナ・リーグ西地区1位となっている。

注)日時の表記はすべて日本時間での記載