MLBのインターリーグが15日に行われ、チェース・フィールドでDバックスとブルージェイズが対戦した。

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 Dバックスの先発投手はザック・ゲーレン、対するブルージェイズの先発投手は菊池雄星で試合は開始した。

 先制点を挙げたのは2回表のブルージェイズ。この回先頭の5番 ドールトン・バーショがスリーベースヒットで出塁すると、続く6番 アーニー・クレメントの打球をショートがエラーし1点を先制する。さらに4回表、5番 ドールトン・バーショのタイムリーヒット、6番 アーニー・クレメントのタイムリーヒット、8番 ケビン・キーアマイヤーの4号満塁ホームランで一挙6点を追加。0対7とリードを広げる。

 4回裏まで2安打ピッチングの菊池雄星だが、5回裏は大乱調。Dバックスは、この回先頭の6番 ジェイコブ・マッカーシーがヒットで出塁し、ワイルドピッチ、四球も絡み1アウト満塁のチャンス。ここで1番 ケテル・マルテが19号満塁ホームランを放ち、4対7と3点差に詰め寄ると、2アウトから、5番 ランデル・グリチェクのタイムリーヒットで2点差に。菊池雄星は続く6番 ジェイコブ・マッカーシーに死球を与え、2アウト満塁となったところで、2番手ゲネシス・カブレラにマウンドを譲るが、Dバックスは、7番 ユジニオ・スアレス のタイムリーヒットでさらに2点を追加。7対7の同点に追いつく。

 大量7点のリードを追いつかれたブルージェイズだが、7回表、先頭の3番 ウラジーミル・ゲレロJr.が14号ホームランを放ち1点を追加。7対8と勝ち越しに成功すると、7回以降はDバックス打線を2安打無得点に抑え、7対8でブルージェイズが勝利した。

 この試合の勝ち投手はブルージェイズのトレバー・リチャーズで、ここまで2勝1敗0S。負け投手はDバックスのケビン・ギンケルで、ここまで6勝2敗5S。ブルージェイズのチャド・グリーンにセーブが付き、2勝2敗6Sとなっている。

 なお、ブルージェイズの菊池雄星はこの試合で4.2回を投げ、6安打7失点6奪三振、防御率は4.42。

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 ここまでDバックスは49勝48敗、7.0ゲーム差でナ・リーグ西地区2位。一方ブルージェイズは44勝52敗、14.0ゲーム差でア・リーグ東地区5位となっている。

注)日時の表記はすべて日本時間での記載