本記事は2018年の記事の再掲です。

 米ハリウッドで注目を集めた、いわゆる「#MeToo」運動。大物プロデューサーが有名女優たちにセクハラや性交渉を強要したことが次々に発覚して、全米を騒然とさせた。翻って、日本の芸能界でもセックスの強要は日常茶飯事なのは言うまでもない。芸能プロ関係者が言う。

「水面下ではじゃんじゃん行われていますよ。例えば、テレビ番組のプロデューサーと会食に誘われれば女性タレントは行かないわけにはいかないし、その女性が売り出し中だったりすると、ホテルに誘われてもNOと言うことはできません。むしろ男女双方『やるのが当たり前』という雰囲気さえ漂っています」

 こうなると女性側にも罪悪感は希薄なのだろう。ある広告代理店関係者も「あるCMクライアントと数千万の契約ができた女優が、クライアント幹部と会食したことがありました。マネージャーはころあいを見計らってその場を離れます。で、この幹部は『この後まだ時間ある?』と聞かれた女優は『はい』と喜んで答えたそうです。数千万円ですから、ある意味お安い御用かもしれません」と証言する。

 だが、最近は枕営業どころか、ベルトコンベアー並みに効率的な“グラドル性奴隷製造”のビジネスモデルまで構築されているというから驚きだ。あるテレビ関係者が告発する。

「グラビア系の大手事務所にXというところがあります。そこでは週刊誌や漫画誌の巻頭を飾れるほどの人気グラドルが大勢所属。彼女たちは高いステイタスを得られ、一部は数千万円の年収を得ている者もいる。ところが、そこには売れないグラドルもわんさか所属しています。日々を撮影会で何とかしのいでいるのですが、ここでかなりグレーなことが事務所単位で行われているのです」

 Xは「のびしろがないグラドル」を抱えたままにはせず、一定期間、在籍させたあとは、子会社のYに移籍させる。

「Yに移籍させたときにこう説得するそうです。『まだ大丈夫だよ、チャンスは巡ってくるから』と。そして『接待での飲みとかもあって太るだろう。でもグラドルは太ったらアウトだからさ、これあげるよ。やせるクスリ』と事務所スタッフから錠剤を渡されるのです。シャブではないのですが、合法ドラッグに近いもののようですね」(同関係者)

 夢をあきらめきれないグラドルたちはためらうことなくその錠剤を服用。たしかに痩せるのだが、重大な問題があった。

「脳が壊れる副作用があるのです。グラドルたちはだんだんと理性的な判断ができなくなっていく。そんなときにこの事務所スタッフたちは、大手マネジメント会社Zの飲み会に彼女たちを送るのですが、それが乱交パーティー並みなんですよ」(同関係者)

 頭がイカれたグラドルたちは次々にセックス。まさに酒池肉林といった様相だ。

「かといって見返りはありません。ただの性奴隷ですよ。もうX→Y→Zという流れは、ベルトコンベアーみたいになっています。これが世間に露見すれば、MeTooどころか刑事事件に発展することでしょう」(同関係者)

 事務所の人間が薬物依存させて性奴隷に仕立て上げる――。悪質な人権蹂躙が横行する日本の芸能界にメスが入る日は来るのだろうか。

提供元・TOCANA

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