ワールドは7月3日、2025年2月期の第1四半期決算(3月1日〜5月31日)を発表した。売上高にあたる売上収益は584億100万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は66億5100億円(同16.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は40億9900万円(同21.4%増)と増収増益だった。

売上収益の約84%を占めるブランド事業が前年同期比で7.4%増と好調だった。5月末時点での店舗数は2250店となり、EC化率は20.45%と前年同期でほぼ横ばいだが、取扱高は増加している。また、ティンパンアレイや他社の公式ECの運営受託サービスなどのデジタル事業が同17.3%増と売上高が拡大し、プラットフォーム事業も同22.8%増と好調を維持している。

ワールドの2025年2月期の連結業績予想は、売上収益は2300億円、営業利益は155億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は85億円としている。なお、ワールドは決算期を変更しており、前期は2023年4月1日から2024年2月29日までの11カ月間。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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