魅力、実用性、充電速度、コストが高評価に。革新的で持続可能なモビリティ・ソリューションの提供というフィアットのコミットメント
フィアットは、今年初めに「フィアット600e」を発表し、持続可能な都市型モビリティの最前線に立ち続けている。このモデルは、スタイルと実用性の両方を提供し、フィアットの”ドルチェ・ヴィータ”の雰囲気がBセグメントとB-SUVのシルエットの長所をシームレスに融合している。
雑誌『EcoCar』の編集発行人であるイアン・ロバートソン氏は、次のようにコメントした。「『フィアット500e』の魅力は好きだけど、もっと広いクルマが欲しいという方には、600eがぴったりです。巨大なクルマではないが、この超ミニサイズの電気SUVは、ランニングコストが安く、27分で20%から80%まで充電でき、5つのドアと360Lの広いトランクを備えているんです。
私たちのお気に入りの小型電気SUVは、価格も手頃で、ナビゲートしやすい10インチのインフォテインメント・スクリーンが標準装備されています。使いやすさも抜群で、気の利いたインテリアと、かさばるギアレバーの代わりにギアボックスを操作する一連のボタンも装備されています」
ハイブリッド仕様もあるフィアット600は、都会でも田舎でも使えるような魅力的な機能を備えている。大人5人がゆったりとくつろげる広々とした室内には、十分なフロント収納と360L(ハイブリッド仕様は385L)の余裕あるトランク容量を備え、快適性と利便性を両立している。
フィアットUKのマネージング・ディレクターであるダミアン・ダリー氏は「フィアット600eがEcoCarのベスト・エレクトリック・コンパクトSUV賞を受賞したことを大変うれしく思います。この受賞は、フィアット600eの多くの特質と『FIAT E-Grant』のおかげで、このクルマがお客様に提供する卓越したコストパフォーマンスが評価されたものです。
また、消費者の期待を上回る革新的で持続可能なモビリティ・ソリューションを提供するというフィアットのコミットメントも浮き彫りになりました」と話す。
フィアット600eは出力115kW(154hp)、トルク260Nmの優れた電気能力を備え、0-62mph加速9.0秒を実現。さらにフィアット600eは、エコ、ノーマル、スポーツの3つの走行モードを備えており、ドライバーはそれぞれのスタイルに合わせて選択することができる。
54kWhのリチウムイオンバッテリー容量により、航続距離はWLTP複合モードで250マイル以上、アーバンサイクルで375マイルに達する。フィアット600ハイブリッドは、600eから派生した最先端技術を統合している。
100馬力の強力な48Vハイブリッドアプリケーションとシームレスな6速オートマチックギアボックスを備えたこのパワートレインは、環境への責任を優先しながらも、ダイナミックなドライビング体験を約束。ギアボックス内に電気モーターを組み込んだ革新的な設計により、600ハイブリッドは完全な電動性能を誇り、エンジンとトランスミッションを無理なく切り離すことができる。
フィアット600はその卓越した電気性能に加え、レベル2のアシストドライブ、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットディテクション、自律緊急ブレーキなど、先進の安全・アシスタンス技術を搭載し、安全で安心なドライビングを約束する。
また、フィアット600はカラーセラピーアンビエント照明、バックマッサージ機能付きシート調整パワー、音声コマンドとリアルタイムナビゲーションアップデートを備えた包括的なUconnectシステムなどの革新的な機能により、快適性とコネクティビティの新たな基準を打ち立てている。
フィアット600の価格は23,975ポンド(ハイブリッド。約491万円)から、フィアット600eの価格は32,995ポンド(約676万円)からとなっている。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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