これまでの経緯

 昨年12月発売の「週刊文春」は、松本さんから被害を受けたという女性の証言を報じ、松本さんが所属する吉本興業は「当該事実は一切なく、タレントの社会的評価を著しく低下させ、名誉を毀損するものです」とするコメントし報道を否定。今年1月、松本さんは「文春」発行元である文藝春秋に対し、名誉毀損による損害賠償(請求額は約5億5000万円)と謝罪広告の掲載などを求めて東京地裁に提訴。松本さんの代理人を務める八重洲総合法律事務所の田代政弘弁護士は、1990年に早稲田大学社会科学部を卒業後、95年に司法試験に合格。98年に検察官検事に任官したが、東京地検特捜部に在籍していたときに担当していた小沢一郎衆院議員の資金管理団体をめぐる「陸山会事件」において捜査報告書に虚偽の記載をしたとして、2012年、虚偽有印公文書作成及び行使罪の容疑で刑事告発された。嫌疑不十分で不起訴となり、減給6カ月の懲戒処分を受け検察官を辞職したという経歴を持つ。

(文=Business Journal編集部、協力=山岸純弁護士/山岸純法律事務所代表)

提供元・Business Journal

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