ボートフィッシングもエキサイティング
エビの切れ間にボートフィッシングも楽しむ。すくった小魚をエサに泳がせる方法や、バケ鈎のような飾りのついた鈎で狙う方法もあるようだが、筆者はオーソドックスなルアー釣りで挑戦する。
これがまた難しくも面白く
・障害物が多いのでキャスト精度が求められる
・ルアーへの反応がシビア
・サイトで魚の反応が見られるので楽しい
・すれるのが早く、一投ごとが真剣勝負
といった塩梅。船頭さんはブラックバスもやられるとのことだが「バスをやる人なら絶対にハマると思う」との事で、確かにこれは中毒性が高いだろうな、と感じた。
ミノー、ビッグベイト、メタルジグ、ワームと片っ端から試してようやく釣れたのは20gのブレードジグ。クロダイを筆頭に小型ヒラスズキ2匹を上げることができた。
この日のタックルはティップランロッドにスピニングリールの2500番、0.6号のラインにリーダー20lbという間に合わせの構成だったが十分楽しめた。因みに最もアタリを出していたのは船頭さんが使っていた『メガバス X80SW』の黒カラーだった。
当日の釣果
クルマエビが大小合わせて150匹程度。ヒラスズキが3匹、クロダイが1匹、トビウオ2匹、ドウマンガニ1匹、ワタリガニ1匹。大漁では無いが、十分満足な釣果となった。
今後の展望
例年通りであれば、これからもエビは大きくなっていきお盆くらいまですくうことができるそう。段々数が少なくなってしまうので早めの釣行がおススメである。
ボートフィッシングは入れ替わるように8月から盛り上がってくる。これからは数釣りも楽しめ、過去には3人で100匹釣ったグループもいるというから驚きである。晩秋にはランカーサイズに加えてブリが混じる事もあるというのでそちらも楽しみだ。
夏の夜遊びのえびすき漁&ボートフィッシング、いかがだろうか。お問い合わせは極漁丸まで。
<TSURINEWSライター・黒犬ちこり>