古橋亨梧 写真:Getty Images

 日本代表落選のセルティック所属FW古橋亨梧には、一部で浦和レッズ移籍の噂が飛んでいたが、イギリス国内ではブンデスリーガ(ドイツ1部)やプレミアリーグ(イングランド1部)からの関心が報じられている。

 現在29歳の古橋は2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。アンジェ・ポステコグルー前監督のもとでは絶対的ストライカーとして活躍すると、昨年夏に2027年6月までの契約延長で合意していた。しかし、今季はブレンダン・ロジャーズ監督のもとで出場機会が減少。今年2月以降はFWアダム・イダとのポジション争いを強いられているが、それでも19ゴールを挙げるなど結果を残した。

 古橋の去就について、英メディア『チームトーク』は5月31日に独占情報として「古橋はセルティック退団間近」とリポート。これによると、ブンデスリーガの複数クラブが古橋の獲得を狙っているほか、プレミアリーグ方面でも複数クラブが関心を寄せている模様。記事では「古橋はブンデスリーガでプレーすることへの興味をかなり明確にしている。以前、ブンデスリーガの試合を見て研究していることを明かしていた」と綴られるなど、ブンデスリーガ移籍を有力視している。

 一方、先月28日には日本の一部情報筋が「浦和は今夏、古橋の獲得を望んでいる」と伝えていたが、セルティックの専門サイト『セルティック・スター』は29日に「信憑性の低い情報源」とバッサリ。日本国内でも一部から「フェイクニュースだ」という声が挙がっている。

 古橋は昨年3月、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』のインタビューで「ブンデスリーガではたくさんの日本人選手がプレーしていますし、重要な役割を担っている選手もいるので、日本で人気がありますね」とコメント。定期的にブンデスリーガの試合を観戦していることも明かしていただけに、現地ではこの発言に再び注目が集まっているようだ。