■墓地に4日間滞在していたヒューマノイド
8月に入っても目撃報告はまだ続く。ケベック州ショーネシーではゴルフ場でBBガンで遊んでいた少年のグループが、着陸していた金属の輝きを放つ円盤型UFOと、白いジャンプスーツを着て腰に赤いベルトを巻いた青白いヒューマノイドを目撃している。
ケベック州最大の都市モントリオールでは、3人の男性によって身長1メートルほどのヒューマノイドが目撃されている。不自然なほど大きな頭をしていたが、とても身軽で、道路を横切るのに助走なしで9メートルほどをひとっ飛びしたという。
ケベック州コレインの小学生のグループは、8月28日から4日間にわたって墓地に滞在していたヒューマノイドを観察し続けたという。身長は120センチほどで、スキンヘッドにふさふさした黒いひげ、赤い色のトカゲのような粗いウロコ状の皮膚をしていたと説明している。
観察最終日となった4日目には、彼の頭上にやってきた青、白、赤に輝く“空飛ぶ円盤”に乗り込み、飛び去って行ったという。この模様は子どもたちのほかにも数人の大人が一緒に目撃している。
目撃報告は9月も続き、9月14日には、ケベック州ドラモンドビルで若い女性3人がロボットのような動きで歩き回るコート姿で帽子をかぶった小さな男性ヒューマノイドを目撃。このヒューマノイドもしばらくすると消え去ってしまったという。
その翌日にも同じ人物によってヒューマノイドが目撃されたのだが、今度は赤い光の環から紺のジャンプスーツを着た格好で現れ、同じようにロボットのような奇妙な歩き方で辺りを歩いた後、木陰に姿を隠しそのままいなくなってしまったという。しかしこのヒューマノイドが残した足跡は消えずにあったということだ。
9月21日、ケベック州コアティクックの学校の屋根で2人の少女が「火星人」と形容しているヒューマノイドの存在が報告されている。彼らは「鼻、口、髪のない緑の顔」で、動くと火花が散ったという。
28日にはケベック州アスベスト村の家族が、黄色いオレンジ色の円盤型UFOからヒューマノイドが出てきたものの、すぐに急いでUFOに戻り飛び去り、その一部始終を目撃したことを報告。この地域でほかにも数人が同様の目撃をしたと証言している。
紹介した例は氷山の一角であり、この1968年がカナダ、特にケベック州でヒューマノイドとUFOの目撃報告が連綿と続く特異な1年となっている。UFOに乗って飛び去るヒューマノイドもいれば、その場で姿を消すヒューマノイドも多く、エイリアンである可能性もあるが、異次元の存在であるケースも想定に入れるべきかもしれない。どうしてこの年にカナダ・ケベックでこれほどの目撃報告があったのか、今後何らかの手掛かりがつかめるのか大いに気になるところだ。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
※当記事は2020年の記事を再編集して掲載しています。
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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