盲目のミュージシャン、スティーヴィー・ワンダー。獄中のネルソン・マンデラ氏を想って書いた「心の愛(I Just Called to Say I Love You)」を始め、数々の名曲を生み出してきた生ける伝説だが、ここに来て信じられない疑惑が浮上した。なんと、実は目が見えているかもしれないというのだ!
暴露したのは、これまた生ける伝説、元NBAプロバスケットボールプレイヤーのシャキール・オニール氏だ。英紙「Daily Star」(2019年12月14日付)によると、米テレビネットワーク「TNT」に出演したオニール氏は「マジの話だ」と念を押して、こう語ったという。
「俺たち(シャキール・オニールとスティーヴィー・ワンダー)は、カリフォルニア州ウィルシェア・ブールバードにある同じ建物に住んでいるんだ。ボーイなんかもいるマンションだよ。その日、俺は帰宅してエレベーターに乗ったんだけど、途中でスティーヴィー・ワンダーが乗ってきたんだ。彼はエレベーターに乗り込みながら、こう言ってきたよ。『よう、シャック、調子はどうだ?』って。そして、ボタンを押したんだ。いや、マジだぜ。自分でボタン押して、自分の階で降りて、自分の部屋に戻ったんだ」(シャキール・オニール)
俄かに信じがたい話だが、スティーヴィー・ワンダーともあろうお方が、何十年も“嘘”をつき続けてきたというのだろうか? 確かに我が国には、全ろうであると偽り続けた“音楽家”・佐村河内守という前例があるが……。
当のスティーヴィー・ワンダー自身も2015年に怪しい発言をしているという。冗談交じりではあるが、盲目であることの利点として「見えていても、何も見えてないふりができる」と言ったというのだ。
視力があると認めているように聞こえるが、実はスティーヴィー・ワンダーが盲目ではないとする噂は以前からまことしやかに囁かれており、その“証拠”まであるという。たとえば、転倒しそうなマイクスタンドをキャッチしたり、人のいる場所が正確にわかっているかのように近づいてきたり、目が見えないなら不要なはずの時計をはめていたり……。
早産だったスティーヴィー・ワンダーは、保育器内の過量酸素が原因で未熟児網膜症を発症し、視力を失ったと言われている。ただし、“全盲ではない”という話もあることから、わずかに視力は残っているのかもしれない。あるいは、視覚以外の感覚が常人以上に研ぎ澄まされており、目以外で周囲の状況を完全に把握できているのかもしれない。
見えているのか、見えていないのか、今後も論争は絶えそうにない。
(編集部)
参考:「Daily Star」、ほか
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提供元・TOCANA
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