こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
クリスマスイブの夜に、衝撃的な選挙結果が出ました。
武蔵野市長選挙2023年 開票結果や投票率は? 投開票12月24日
>武蔵野市長選挙の開票結果です。武蔵野市長選挙は、自民党と公明党が推薦した小美濃氏が、立憲民主党や共産党などが支持した笹岡氏を抑えて初めての当選を果たしました。票差は339票でした。
リベラルの牙城である武蔵野市で、まさかの自公推薦候補が当選。これは文字通りの大番狂わせで、この結果を予想できた人は多くないと思います。
菅直人氏氏の強固な地盤であり、前職市長から事実上の後継指名。さらには自民党は裏金問題で大逆風中。私自身、市民連合等が支援する左派系候補の当選は揺るぎないだろうと考えていました(維新は自主投票)。
ところが結果は、わずかに339票差でまさかの結果に。
昔、吉祥寺に住んでいたこともあり、気になっていた『武蔵野市長選』の開票結果が出た。結論から言えば予想どおりで、驚きはない。市長職を途中で投げ出したうえ、市議補選に息子を出馬させたのでは、有権者の共感は得られるはずがない。負けるべくして負けた選挙だと思う。 PkosgtrY
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) December 25, 2023
最近の意見には賛同できないことも多い泉房穂氏のコメントですが、これには全面的に同意です。
松下前市長の市政がそもそも無茶苦茶だった(外国人住民投票条例等)ことに加えて、自らの権力欲のため任期を半分も残して市長職を投げ出し。
同時に行われる市議補選には、あれだけ世襲批判をしていた菅直人氏が自らの息子を擁立という有様に、ドン引きした有権者が多かったことは想像に難くありません。
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ただそうした外形的な理由に加えて、左派陣営の選対(選挙チーム)が崩壊していたという要因もあったようです。
そもそも松下前市長は、自分のタイミングで辞めたにもかかわらず、後継者も満足に用意していませんでした。左派系候補の決定には紆余曲折があり、立憲民主党が必ずしも望まない人物が統一候補に決定。
選挙が始まった後も関係性はギクシャクし、選挙中はほとんど立憲民主党チームは選対から排除されていたようです。
本来は選対の中心メンバーであるはずの立憲・武蔵野市議が、他人事のようなツイート&匂わせツイートを連発していることがすべてを物語っているという…。
やはり「負けに不思議の負けなし」ということなのでしょうね。
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